東京のディープな店

白金の商店街の電気屋の2階にあるL.F.H.という小さな中国料理店。
サーヴィス担当のオーナーと料理担当のシェフの2人だけの店。そして1日4組限定。
料理は10品で\7,000、20品ほどの1品料理から食べたいものを4品選び、
あとはおまかせ。バランスよく強弱をつけコースに仕立てくれます。
各テーブルそれぞれ好みが違うのでシェフは大変。
中国茶の数は豊富で色々楽しめ、飲み頃のワインや瓶だしの紹興酒、日本酒の古酒もあり、
できる限りことは応えようという店の意気込みは伝わってきます。
この店料理雑誌で見かけたことはあるのですが、お客さんは口コミによる紹介の方ばかり。
(僕たちもそうでした。)予約は1ヶ月先までいっぱい。
外見からは想像もつかないレベルの高い料理とサーヴィス。このギャップも楽しさのひとつです。

市ヶ谷にあるフレンチレストラン。ここも小さな店構えと中身のギャップの意外性が楽しい店です。
シェフは街場のフレンチではカリスマ的存在の人。僕もひそかに尊敬しています。
確かな技術に裏付けされた緊張感のある料理、シェフが絶対的信頼をおきサーヴィスに
当たるマダム。その2人のあうんの呼吸から生み出される、この店独特の味のある雰囲気。
フレンチを食べ慣れたお客さんが多いのもこの店の特徴です。

グランメゾン(簡単に言うなら、大型の高級レストラン)も必要なのでしょうけれど、
大型店にはないこんなかくれた小さい店ならではの個性豊かな食事もとても楽しいものです。

(2004.5.28記)


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